弊社の創薬基盤技術に関する論文発表のお知らせ
2021-03-02

 この度、弊社が愛媛大学より独占的ライセンスを受けているEumbody System™に関して、当社の創業科学者である越智 俊元 特任講師らのグループによる研究成果をまとめた論文が、本日、国際的学術誌「Communications Biology」電子版にて公開されましたので、お知らせいたします。

 Eumbody Systemは愛媛大学 越智 俊元 特任講師、竹中 克斗 教授、安川 正貴 前任教授らの研究グループにより開発された創薬基盤技術であり、次世代一本鎖抗体の作製を通してキメラ抗原受容体T細胞 (CAR-T細胞) の機能最適化を図ることが可能です。弊社は引き続き、当該技術の利用を希望する製薬会社との共同研究や、自社開発を積極的に進め、少しでも多くの患者様に最適な治療薬をお届けできるよう、事業を推進して参ります。

 論文の詳細については以下をご参考ください。

Article:  “A single-chain antibody generation system yielding CAR-T cells with superior antitumor function”

Authors: Toshiki Ochi, Masaki Maruta, Kazushi Tanimoto, Fumitake Kondo, Toshihiro Yamamoto, Mie Kurata, Hiroshi Fujiwara, Junya Masumoto, Katsuto Takenaka, Masaki Yasukawa

URL: https://www.nature.com/articles/s42003-021-01791-1


http://optieumbio.com/wp-content/uploads/2021/03/20210302_当社基盤技術に関する論文発表のお知らせ.pdf